
1: じわる 2018/10/07(日) 01:11:39.127 ID:UL28i4p/0.net
フィールド
勇者「……え?」
女魔法使い「………」
勇者「え、いやいや…あ、あれ?おま…」
女魔法使い「ん?」
勇者「今、リレミトしたよね?なにしてんの?お前」
女魔法使い「…え?ああ、いやあ…、あぶないところでしたね」
勇者「…え?何が?」
勇者「……え?」
女魔法使い「………」
勇者「え、いやいや…あ、あれ?おま…」
女魔法使い「ん?」
勇者「今、リレミトしたよね?なにしてんの?お前」
女魔法使い「…え?ああ、いやあ…、あぶないところでしたね」
勇者「…え?何が?」
2: じわる 2018/10/07(日) 01:12:44.134 ID:pi4a5+Bp0.net
発情期ですかコノヤロー
3: じわる 2018/10/07(日) 01:12:44.433 ID:UL28i4p/0.net
女魔法使い「いやだって、道具袋みてくださいよ…薬草が切らしてますよ…、
あのまま魔王と戦ってたらヤバかったですよ…、街に戻って買い出しにいかないと」
勇者「ええ…、いや…そんなん序盤のダンジョンじゃないんだから…、薬草なんか、もう中盤以降使ってないでしょ…、
俺毎ターン自動回復するし、お前も回復魔法使えるし…」
女魔法使い「ん…、ああ、そうでしたっけ?けど、毒消しとかエーテルとかもないし…」
勇者「いやなにいまさら…、そんな序盤に使う道具今や必要ないじゃん…、
ほら、バカなこと言ってないで、もう一回、魔王城入るぞ!」
女魔法使い「…ああ、はいはい」
あのまま魔王と戦ってたらヤバかったですよ…、街に戻って買い出しにいかないと」
勇者「ええ…、いや…そんなん序盤のダンジョンじゃないんだから…、薬草なんか、もう中盤以降使ってないでしょ…、
俺毎ターン自動回復するし、お前も回復魔法使えるし…」
女魔法使い「ん…、ああ、そうでしたっけ?けど、毒消しとかエーテルとかもないし…」
勇者「いやなにいまさら…、そんな序盤に使う道具今や必要ないじゃん…、
ほら、バカなこと言ってないで、もう一回、魔王城入るぞ!」
女魔法使い「…ああ、はいはい」
4: じわる 2018/10/07(日) 01:13:04.941 ID:WXK6BGDD0.net
魔法使いはリレミト覚えないゾ
5: じわる 2018/10/07(日) 01:13:34.917 ID:UL28i4p/0.net
3時間後
魔王の部屋の前
勇者「はあ、はあ…ようやくもう一度ついたな…、よし、今度こそ魔王に挑むぞ…!
そして世界に平和にするんだ!いくぞ!!」
女魔法使い「リレミト」
フィールド
勇者「………」
女魔法使い「…………」
魔王の部屋の前
勇者「はあ、はあ…ようやくもう一度ついたな…、よし、今度こそ魔王に挑むぞ…!
そして世界に平和にするんだ!いくぞ!!」
女魔法使い「リレミト」
フィールド
勇者「………」
女魔法使い「…………」
6: じわる 2018/10/07(日) 01:15:18.948 ID:UL28i4p/0.net
勇者「…え、いやいやいや…だから何してん?何してんのお前…?」
女魔法使い「うーん、勇者さんさあ…わたし思ったんだけど、ちょっと私達の装備品、
魔王に挑むのには心もとない感じしません?」
勇者「いやしないけど」
勇者「俺の装備、伝説の剣に伝説の鎧とかすごいやつだし…敵の攻撃うけてもそこまで痛くないし…」
女魔法使い「ああそう…」
女魔法使い「うーん、勇者さんさあ…わたし思ったんだけど、ちょっと私達の装備品、
魔王に挑むのには心もとない感じしません?」
勇者「いやしないけど」
勇者「俺の装備、伝説の剣に伝説の鎧とかすごいやつだし…敵の攻撃うけてもそこまで痛くないし…」
女魔法使い「ああそう…」
7: じわる 2018/10/07(日) 01:16:07.903 ID:UL28i4p/0.net
女魔法使い「いや、そんじゃ勇者さんはいいかもしれませんけど…、私の装備みてくださいよほら…
このみすぼらしいローブにこの杖」
勇者「え…、いやお前のそれ、あれじゃん…、なんだっけ?エルフの凄い人に無理やり夜なべさせて作ってもらったやつじゃん……、それ着てるとくっそ魔力あがってるじゃん。
知ってんぞおい…、敵の炎とか精神攻撃とかも平気じゃん」
女魔法使い「うーん…けど、この装備だと敵におもっくそ殴られたときとかに、
たまにチクッってするんですよね」
勇者「十分じゃね?何それ俺の伝説のやつよりめっちゃ防御力あるやん?
それ以上ないくらいいい装備じゃん」
女魔法使い「ううん…けど」
勇者「ほら、バカなこといってないでとっとと行くぞほら!」
女魔法使い「はあ……」
このみすぼらしいローブにこの杖」
勇者「え…、いやお前のそれ、あれじゃん…、なんだっけ?エルフの凄い人に無理やり夜なべさせて作ってもらったやつじゃん……、それ着てるとくっそ魔力あがってるじゃん。
知ってんぞおい…、敵の炎とか精神攻撃とかも平気じゃん」
女魔法使い「うーん…けど、この装備だと敵におもっくそ殴られたときとかに、
たまにチクッってするんですよね」
勇者「十分じゃね?何それ俺の伝説のやつよりめっちゃ防御力あるやん?
それ以上ないくらいいい装備じゃん」
女魔法使い「ううん…けど」
勇者「ほら、バカなこといってないでとっとと行くぞほら!」
女魔法使い「はあ……」
8: じわる 2018/10/07(日) 01:18:12.700 ID:UL28i4p/0.net
魔王の部屋の前
勇者「はあ…はあ…流石に一日に3回もここまで来るのしんどいな…、
だが…これでもう最後だ!いくぞ!魔王覚悟!」
女魔法使い「リレミト」
フィールド
勇者「いやなんなんお前マジで!」
女魔法使い「勇者さん…これあれですわ…レベルあげしなきゃですね」
勇者「急になに!?」
勇者「はあ…はあ…流石に一日に3回もここまで来るのしんどいな…、
だが…これでもう最後だ!いくぞ!魔王覚悟!」
女魔法使い「リレミト」
フィールド
勇者「いやなんなんお前マジで!」
女魔法使い「勇者さん…これあれですわ…レベルあげしなきゃですね」
勇者「急になに!?」
9: じわる 2018/10/07(日) 01:19:41.709 ID:UL28i4p/0.net
女魔法使い「だって相手は魔王ですよ?挑むにはちょっとレベルが足りなくないですか?」
勇者「いやなに言ってんだよ俺もうレベル300だぞ!魔王倒す攻略水準40~50くらいなのに!
お前だって俺と同じくらいだろ!?今レベルいくつだよ!いってみろ!」
女魔法使い「いや、1200くらいですけど」
勇者「なんで知らない間にそんなレベルあげてんだ!なめてんのか!」
勇者「いやなに言ってんだよ俺もうレベル300だぞ!魔王倒す攻略水準40~50くらいなのに!
お前だって俺と同じくらいだろ!?今レベルいくつだよ!いってみろ!」
女魔法使い「いや、1200くらいですけど」
勇者「なんで知らない間にそんなレベルあげてんだ!なめてんのか!」
10: じわる 2018/10/07(日) 01:20:31.011 ID:BzUsjorTr.net
冒険やめたくないパターンじゃなかったら全巻買う
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11: じわる 2018/10/07(日) 01:20:49.220 ID:UL28i4p/0.net
勇者「ほんといい加減にしろよ!お前と2人で魔王倒す旅をして、何年も頑張ってきたじゃないか!」
女魔法使い「いや…まあ…それはそうなんですけど…」
勇者「魔王を倒せば、この旅の目的は果たされるんだぞ!ほら、いくぞ!」
女魔法使い「……」
女魔法使い「いや…まあ…それはそうなんですけど…」
勇者「魔王を倒せば、この旅の目的は果たされるんだぞ!ほら、いくぞ!」
女魔法使い「……」
12: じわる 2018/10/07(日) 01:21:34.994 ID:sYGdszBR0.net
実は女魔法使いが魔王でいちゃラブ展開なら全巻買う
13: じわる 2018/10/07(日) 01:21:53.807 ID:Wo9nvgzn0.net
お家に帰りたくないのか?
14: じわる 2018/10/07(日) 01:22:12.056 ID:UL28i4p/0.net
魔王の部屋
勇者「よし、こんどこそ…」
女魔法使い「あ、あの…ゆ、勇者さん!」
勇者「あん!?」
女魔法使い「勇者さんは…そのぉ…、魔王を倒した後のことって…、
何か、考えてるんですか?」
勇者「え…、いやそりゃ…、まあ…普通に帰るよ…故郷に…」
女魔法使い「へ…へえ…、そうですか…」
女魔法使い「まあ、確かに旅の間も、何度か言ってましたもんね…故郷に待っている人がいるって…」
勇者「いやまあ…」
勇者「よし、こんどこそ…」
女魔法使い「あ、あの…ゆ、勇者さん!」
勇者「あん!?」
女魔法使い「勇者さんは…そのぉ…、魔王を倒した後のことって…、
何か、考えてるんですか?」
勇者「え…、いやそりゃ…、まあ…普通に帰るよ…故郷に…」
女魔法使い「へ…へえ…、そうですか…」
女魔法使い「まあ、確かに旅の間も、何度か言ってましたもんね…故郷に待っている人がいるって…」
勇者「いやまあ…」
15: じわる 2018/10/07(日) 01:24:22.704 ID:UL28i4p/0.net
女魔法使い「まあ、そりゃあそうですよね…、はやく魔王倒してそのカキタレとコーマンかましたいですよね…」
勇者「いやなにその言いかた!お前俺のことバカにしてんのか!そんな下品な相手じゃないから!」
女魔法使い「そ、そうですか…てことはやっぱり…彼女…とか」
勇者「違うよ!家族だよ家族!いもーとだよ、いもーと!」
勇者「いやなにその言いかた!お前俺のことバカにしてんのか!そんな下品な相手じゃないから!」
女魔法使い「そ、そうですか…てことはやっぱり…彼女…とか」
勇者「違うよ!家族だよ家族!いもーとだよ、いもーと!」
16: じわる 2018/10/07(日) 01:26:39.013 ID:9fsRA7+m0.net
女魔法使いの年齢が27歳以上なら円盤全巻買う
17: じわる 2018/10/07(日) 01:26:51.532 ID:UL28i4p/0.net
女魔法使い「え、い、妹…?」
勇者「そうだよ…何勘違いしてんだよ…、おれ、故郷帰っても彼女とかいないし…」
女魔法使い「へ、へえ…そ、そうですか…妹、ですか、へえ…そうですか…」
女魔法使い「………へえ…そうか…妹か…ふーん」
勇者「………」
勇者「…まあ確かに、血こそつながってない義理の妹だけど…けど、昔からホントの家族のように」
女魔法使い「リレミト」
勇者「そうだよ…何勘違いしてんだよ…、おれ、故郷帰っても彼女とかいないし…」
女魔法使い「へ、へえ…そ、そうですか…妹、ですか、へえ…そうですか…」
女魔法使い「………へえ…そうか…妹か…ふーん」
勇者「………」
勇者「…まあ確かに、血こそつながってない義理の妹だけど…けど、昔からホントの家族のように」
女魔法使い「リレミト」
18: じわる 2018/10/07(日) 01:28:59.151 ID:UL28i4p/0.net
フィールド
勇者「ほんと何なのお前!」
女魔法使い「はは…まあそりゃ、義妹とフラグたってりゃ、
はよ魔王倒して故郷帰りたいですわな…はん」
勇者「いや一体なんの話だよ!意味わかんないんだけど!」
女魔法使い「ああ!勇者さん!私、怖い!怖いの!!」
勇者「急に何!?」
勇者「ほんと何なのお前!」
女魔法使い「はは…まあそりゃ、義妹とフラグたってりゃ、
はよ魔王倒して故郷帰りたいですわな…はん」
勇者「いや一体なんの話だよ!意味わかんないんだけど!」
女魔法使い「ああ!勇者さん!私、怖い!怖いの!!」
勇者「急に何!?」
19: じわる 2018/10/07(日) 01:29:24.452 ID:UL28i4p/0.net
女魔法使い「いやなんかもう…、魔王に挑むのか急に怖くなってしまって…
すごい宿屋に帰って休みたい…すっげ吐き気してきた…魔王のプレッシャーで頭痛もヤバい」
勇者「レベル1200が言うセリフか!魔王のほうが怖がってるわ、ほら、いくぞおら!」
女魔法使い「い、イタイイタイ!ひ、ひきづらないでくださいよ!あ、勇者さん!急にお腹が痛い…!!」
勇者「うっさい、早く来いこら!」
すごい宿屋に帰って休みたい…すっげ吐き気してきた…魔王のプレッシャーで頭痛もヤバい」
勇者「レベル1200が言うセリフか!魔王のほうが怖がってるわ、ほら、いくぞおら!」
女魔法使い「い、イタイイタイ!ひ、ひきづらないでくださいよ!あ、勇者さん!急にお腹が痛い…!!」
勇者「うっさい、早く来いこら!」
20: じわる 2018/10/07(日) 01:30:09.256 ID:UL28i4p/0.net
魔王の部屋の前
勇者「次、リレミト使ったら承知しないからな」
女魔法使い「はい…」
勇者「よし、それじゃ扉を開けるぞ…準備はいいか…?」
女魔法使い「……」
勇者「………」
勇者「なあ…」
女魔法使い「え?」
勇者「次、リレミト使ったら承知しないからな」
女魔法使い「はい…」
勇者「よし、それじゃ扉を開けるぞ…準備はいいか…?」
女魔法使い「……」
勇者「………」
勇者「なあ…」
女魔法使い「え?」
(*´∀`*)こちらも読まれております。